「アンコンシャスバイアス研修」は、ザ・アカデミージャパンが提供するマインドセット起点の研修プログラムです。人は誰しも、無意識の思い込みや偏見を持っています。 アンコンシャスバイアスは、日々の判断やコミュニケーションだけでなく、採用・評価、職場の風土にも影響を及ぼします。 本研修では、アンコンシャスバイアスの基本を学び、自分自身の思い込みに気づくとともに、 より公正で多様な人材が活躍できる職場づくりに向けた実践ポイントを身につけます。

マインドセット

多様な人材がイキイキと活躍できる職場をつくるために

アンコンシャスバイアス研修

アンコンシャスバイアス研修 — 多様な人材がイキイキと活躍できる職場をつくるために

誰もが持つ『無意識の偏見』に気づき、組織の判断・行動・文化を見直す。 ダイバーシティ推進と心理的安全性の土台を育てる実践型トレーニングです。

対象
全社員・管理職・人事担当者
時間
3〜4時間
形式
対面 / オンライン

Overview

研修の概要

ダイバーシティ推進の壁になるアンコンシャスバイアス

人は誰しも、無意識の思い込みや偏見を持っています。 アンコンシャスバイアスは、日々の判断やコミュニケーションだけでなく、採用・評価、職場の風土にも影響を及ぼします。 本研修では、アンコンシャスバイアスの基本を学び、自分自身の思い込みに気づくとともに、 より公正で多様な人材が活躍できる職場づくりに向けた実践ポイントを身につけます。

Glossary/アンコンシャスバイアスとは?+

アンコンシャスバイアス(無意識の偏見・無意識の思い込み)とは、自分でも気づいていない、ものの見方や捉え方のゆがみ・偏りのことです。瞬間的・無意識的に生じる脳の認知で、過去の経験や習慣、周囲の環境からつくられた“自分特有の色メガネ”ともいえます。「短時間社員は仕事より家庭が大切」「シニアはパソコンが苦手」「最近の若者は根性がない」など、根拠なく根付いている考え方がその例です。GoogleやユニリーバなどグローバルでもD&I推進の一環として注目されています。世の中には約150種類のバイアスがあるとされ、ニューロリーダーシップ・インスティチュートはそれらを5つのカテゴリー「SEEDS」に整理しています。

  • Similarity|類似性自分と似ている人をよい人と感じ、高く評価しがち
  • Expedience|好都合最初の感覚を正しいと思い、都合のよい情報を集めがち
  • Experience|経験自分の経験を過大評価し、未経験のことに納得しにくい
  • Distance|距離時間的・空間的に近い人をよい人と感じがち
  • Safety|安全性悪いことを想定し、脅威を避ける安全な選択をしがち

アンコンシャスバイアスは、日々の小さな言動「マイクロビヘイビア」となって現れ、知らぬ間に相手を傷つけ、疎外感を生みます。マイクロビヘイビアに敏感になることが、バイアスに気づき乗り越える実践となります。

Glossary/アンコンシャスバイアス研修の本質は「自己認知」+

アンコンシャスバイアス研修の本質は「自己認知(メタ認知)」にあります。メタ認知とは、頭の中にもう一人の自分がいて、自分を監視し、コントロールする力のこと。マインドフルネス・アンガーマネジメント・レジリエンスなど、近年の人材育成のトレンドにも共通する文脈です。本研修は、次の3つを通じて、自分のバイアスをメタ認知できる状態を目指します。

  • 存在と弊害を知るアンコンシャスバイアスの存在と、職場への影響を理解する
  • 自己のバイアスに気づく自分のバイアスに気づき、他者へ共有する
  • 他者からのFBを取り入れる自分では気づけない盲点を、フィードバックで発見する

GEの伝説の経営者ジャック・ウェルチ氏は「リーダーに大切なのはSelf-awareness(自己に対する気づき)」と語りました。多様な人材を活かし、組織イノベーションを起こす原点は、リーダー自身が自分の価値観や“自分らしさ(being)”を深く理解していること。良いdoingの源となるbeingを磨くことが、本研修の目指すところです。

Common Issues

この研修が解決する課題

現場で起きがちな課題を「なぜ起きるのか」「放置するとどうなるか」まで掘り下げ、 本研修で重点的に扱うポイントを明確にします。

01

若手からの提言に「これまでのやり方で問題ない」と反応してしまう

なぜ起きるのか

経験則と既存のやり方への信頼が、新しい視点を遮ってしまう。

放置した場合の影響

若手のモチベーションが下がり、イノベーションの芽が摘まれる。

02

役員・上司の言うことには、まずは「YES」というべきだと思う

なぜ起きるのか

上層部の固定観念と『反論しづらい空気』が同調圧力を生む。

放置した場合の影響

新しい提案が通らず、結局例年通りで進む組織風土が固定化する。

03

50代の一般社員は仕事へのモチベーションも能力も低いと思いがち

なぜ起きるのか

年代に対するステレオタイプが、関わり方を画一的にしてしまう。

放置した場合の影響

シニアの活力が活かされず、世代間の分断が深まる。

04

ベテラン管理職は研修を受けても自分のやり方を変えようとしない

なぜ起きるのか

「変わる必要性は感じつつも行動が伴わない」状態が常態化している。

放置した場合の影響

組織全体の変化スピードが鈍化し、若手・中堅の意欲も削がれる。

05

ビッグプロジェクトのアサインは、結果的に男性を優先してきた

なぜ起きるのか

ジェンダーに関する無意識の偏見が、機会の不平等を生んでいる。

放置した場合の影響

優秀な女性人材の機会損失と、組織の多様性の毀損につながる。

06

女性との仕事は『何かにつけてセクハラ』と言われそうで面倒だと思う

なぜ起きるのか

『触らぬ神に祟りなし』の回避行動が、対話と機会を奪っている。

放置した場合の影響

女性メンバーへの育成・登用機会が失われ、組織が硬直化する。

After Training

受講後に目指す状態

研修を通じて受講者の意識と行動がどう変わるのか、到達イメージを具体的に示します。

01

アンコンシャスバイアスをメタ認知できる

「知る・気づく・他者FB」を通じて、自分の思考のクセを俯瞰できる状態へ。

「私はこう見ていた」と自己開示できる

02

判断・評価・登用の前に『一呼吸』置ける

意思決定の場で、前提を点検する習慣がつく。

会議・1on1で意識的な問いを立てられる

03

マイクロビヘイビアに気づき、修正できる

日常の小さな言動(声かけ・態度)に潜むバイアスを自覚し改善できる。

『悪気のないひと言』を言い換える行動が増える

04

チームで公正さを対話できる

バイアスを個人攻撃ではなく、共通課題として扱える組織になる。

メンバー間で建設的な議論が生まれる

Our Approach

AJの研修設計の特徴

 

POINT 01

「身近なもの」と体感的に理解

クイズ・動画・ブレイクアウトセッションを通じて、アンコンシャスバイアスが誰にでもある身近なものだと自分ごと化します。

POINT 02

SEEDSフレームで整理

約150種類のバイアスを5つのカテゴリー「SEEDS」で整理し、自分が陥りやすい思考のクセに気づきます。

POINT 03

マイクロビヘイビアに着目

バイアスは日々の小さな言動(マイクロビヘイビア)に現れます。その言動に敏感になることを、乗り越える実践として学びます。

POINT 04

D&Iビロンギングの土台づくり

制度や環境を活かすための「風土改革」として、多様な人材が自分らしさを発揮し躍動する組織の土台を整えます。

Curriculum

カリキュラム例

内容・時間については、ご要望に応じてカスタマイズ可能です。

Module 1(13:00〜)

アンコンシャスバイアスはとても身近なもの

クイズや動画を通じて、アンコンシャスバイアスとは何かを学び、身近で誰にでもあることに気づいてもらい、本テーマへの動機づけを行います。

アンコンシャスバイアスとは

進め方講義・クイズ

期待する変化概念の理解

誰にでもあるアンコンシャスバイアス

進め方動画・対話

期待する変化「自分にもある」という気づき

ブレイクアウトセッションと共有

進め方グループワーク

期待する変化気づきの共有と自分ごと化

Module 2

アンコンシャスバイアスを乗り越える必要性

乗り越えることの組織にとっての必要性、バイアスが形成される仕組み、職場に与える影響への理解を深め、自分のバイアスに気づく重要性を共有します。

アンコンシャスバイアスを乗り越えるメリット

進め方講義

期待する変化D&I推進・組織への効果の理解

バイアスのメカニズム

進め方講義

期待する変化バイアスが形成される仕組みの理解

バイアスは職場にどんな影響を与える?

進め方講義・ケース

期待する変化職場リスクの理解

バイアスとマイクロビヘイビア

進め方講義

期待する変化小さな言動への気づき

ブレイクアウトセッションと共有

進め方グループワーク

期待する変化理解の深化と共有

Module 3(〜16:00)

自分のアンコンシャスバイアスに気づく

自分や職場にありがちなバイアスとマイクロビヘイビアを探り、グループワークで解像度を高め、最後に乗り越えるための手法と考え方を学びます。

自分のアンコンシャスバイアスを探る

進め方個人ワーク

期待する変化自分のバイアスの言語化

自分のマイクロビヘイビアを探る

進め方個人ワーク

期待する変化自分の言動の振り返り

職場でマイクロビヘイビアに遭遇した時は…

進め方講義・対話

期待する変化対応の考え方の習得

アンコンシャスバイアスを乗り越える行動を起こす

進め方アクションプラン

期待する変化明日からの一歩の具体化

ブレイクアウトセッションと共有

進め方グループワーク

期待する変化行動宣言の共有

Work Examples

研修内で扱うワーク例

講義だけで終わらせないために、対話・ロールプレイ・個人ワークを通じて、気づきを現場の行動へとつなげます。

Work 01

誰にでもあるアンコンシャスバイアス

クイズや動画を通じて、アンコンシャスバイアスとは何か?そして、アンコンシャス・バイアスは身近なもので、誰にでもあることに気づいてもらい、本テーマへの動機づけを行います。

形式
個人
時間
15分

誰にでもアンコンシャスバイアスがあることに気づく

Work 02

アンコンシャスバイアスあるあるシェア

職場で経験したバイアス・マイクロビヘイビアの事例をグループで持ち寄り、共通課題として扱う。

形式
グループ(4〜6名)
時間
30分

バイアスを『個人攻撃』ではなく『共通課題』として扱える

Work 03

ロールプレイ:マイクロビヘイビアの言い換え

上司役/部下役を交代しながら、無意識に出やすい発言を体験し修正する。

形式
ペア
時間
30分

『悪気のないひと言』の影響を体感し、言い換え力を獲得

Program Overview

実施概要

PURPOSE / 研修の目的

多様な人材がイキイキと活躍できる職場づくりのためにアンコンシャス・バイアスに気づき、乗り越える

対象
全社員・管理職・人事担当者
形式
対面 / オンライン
推奨人数
定員20〜30名
研修時間
3〜4時間
料金目安
別途お見積をいたします。
対応範囲
全国対応(対面/オンライン/ハイブリッド/講演会)
前提条件
特になし(階層・職種を問わず参加可)

NOT COVERED / 扱わないこと

  • 心理療法
  • 診断結果の個別カウンセリング
  • 法令・コンプライアンス専門研修

※研修内容・時間はご要望に応じて、カスタマイズ可

FAQ

よくあるご質問

Qアンコンシャスバイアス研修の対象となる社員はどの層ですか?+
A

新入社員〜経営層まで対応可能です。階層に応じて事例・ワーク内容を調整します。特にリーダー層・人事担当・採用担当への効果が高いプログラムです。

Qオンラインでの実施は可能ですか?+
A

はい。IAT体験・グループワーク・マイクロビヘイビアのロールプレイともオンラインでも遜色なく実施できる設計です。

Qアンコンシャスバイアスとは、意識改革研修とどう違うのですか?+
A

意識改革研修は『あるべき姿』を伝えがちですが、本研修は『無意識の自分』に気づかせ、メタ認知できる状態を目指す点が本質的に異なります。説教ではなく体験と発見の時間です。

Q経営層・マネジメント層の反発が心配です。抵抗感が出にくい工夫はありますか?+
A

「あなたのバイアス」と指摘するのではなく、「誰にでもあるもの」として扱うクイズ・動画から入るため、抵抗感が出にくい構成です。経営層には『リーダーのSelf-awareness』というフレームでお伝えします。

QDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)との関係性は?+
A

DE&I推進の最大の阻害要因がアンコンシャスバイアスです。制度や環境を整えてもバイアスが残れば施策は形骸化します。本研修はDE&I推進の『土台』を整えるプログラムです。

Q社員が「自分は差別なんてしていない」と反発しないか心配です。+
A

「差別」ではなく「無意識の思い込み」「マイクロビヘイビア」というフレームで扱うため、防衛反応が出にくい設計です。クイズで自分の中のバイアスに自然と気づく流れを作ります。

Qハラスメント研修とどう違いますか?+
A

ハラスメント研修が『禁止事項』中心なのに対し、本研修は『気づき・行動変容』を主眼にしています。併用推奨です。

Q効果測定はできますか?+
A

受講前後のアンケート設計、行動変容の振り返り、3ヶ月後フォローなど目的に応じてご提案します。

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