「よりよい仕事体験|5つのステージと13の問い」は、株式会社ザ・アカデミージャパンが提唱する仕事観アップデートのフレームワークです。 働く人が仕事体験を通じてマインドセットを成長させていく道筋を、5つのステージ(①好奇心から一歩踏み出す、②困難を真正面から受け止める、③自分らしさを活かして乗り越える、④頑張った自分をハグする、⑤自分の轍をたどる)に整理しています。 各ステージには合計13の問いと、好奇心・心理的安全性・顧客志向・レジリエンス・当事者意識・自己認識・誠実さ・関係性・承認・活力・成長・存在意義・ジョブクラフティングというキーワードが対応しています。 このフレームワークは、当社の Mission「働く人によりよい仕事体験を」を、日々の現場で具体的に体現するための共通言語として機能しています。 本ページでは、5つのステージそれぞれの意味と、13の問い・キーワードが示す「よりよい仕事体験」の輪郭を、ナラティブとビジュアルでご紹介します。

Our Concept

働く人に、
よりよい仕事体験を。

仕事観をアップデートする、5つのステージと13の問い。

人生100年時代といわれ、いつまで働くか分からない時代。 充実した人生に向けて、大きなウェイトを占める仕事。

その仕事や働くこと自体がネガティブな認識だと、人生はもったいないかもしれない。

よりよい仕事体験を通して、働く人たちの仕事観をアップデート!

Stories  ·  14 Scenes

What is “Update”?

仕事観をアップデートって

Define

スマホやPCにかぎらず、人の考えや行動においてもよく使用されるようになった「アップデート」という言葉。仕事観のアップデートとは、仕事についての自分の認識がこれまでとは変わることです。 言い換えると、仕事に対して自分が抱いていた価値を見直す(再定義する)ということになります。

例えば、これまでは仕事について——

B

Before

変化前の認識

  • 「仕事は、生活のためにやっているだけでやりがいは感じない」
  • 「仕事は、会社から与えられた目標を達成し続けなければならないので辛くて苦しい」
  • 「仕事では、親友や仲間はできない」

……と思っていたことが、

A

After

変化後の認識

  • 「仕事は、苦しい瞬間もあるけど、お客さんが喜んでくれるのでやりがいを感じる」
  • 「仕事は、うまくいかない時もあるけど、自分の世界観を表現することができるので面白い」
  • 「仕事を通して、親友や仲間ができる」

と対象への認識が変わり、自分の考えとして相手へ伝えられるようになることです。

The Trigger

この仕事観をアップデートするキッカケは、 SNSや動画・テレビなどのマスメディアからの情報、 本や研修によるインプット、 家族・友人、職場など周囲からのアドバイスもあるかもしれません。 けれど最終的には、自分の喜怒哀楽の感情が揺さぶられる「体験」です。

A Question

それでは、どんな体験を積み重ねていくと、仕事観はアップデートするのか?

この体験をすれば必ず仕事観をアップデートできる、というものはありません。 人の感性や価値観が違うように、仕事観がアップデートする瞬間や体験も人それぞれです。

それでも、これまで様々な人たちと出会い、そのなかでも心から仕事を楽しんでいる人たちが紡いできた物語から、 私たちは本質的な要素を抽出し、まとめてみました——

よりよい仕事体験のサイクル
The Cycle of Better Work Experience

私たちはこれを「よりよい仕事体験」と呼んでおり、まさに私たちが大切にしたい世界観です。

Five Stages

よりよい仕事体験を、5つのステージで。

仕事観がアップデートされていく道筋を、5つのステージで描きます。
それぞれのステージに、立ち止まって自分に問いかける13のキーワードがあります。

  1. Stage 01

    01

    好奇心から1歩踏み出す

    よりよい仕事体験のはじまりは「一歩踏み出す」です。自分の好奇心に素直にしたがい、やってみたい! やってみよう! と自らの意志で一歩踏み出す。どんな小さなことでもOK。自ら選択することから、よりよい仕事体験がスタートする。

  2. Stage 02

    02

    困難を真正面から受け止める

    自分の好奇心にしたがいチャレンジするとなぜか不思議と壁がおとずれる。人がワクワクや、やってみたい!と思うことはいつも、自分の枠の外にあることだから当然かもしれない。ついつい現実逃避したくなることもあるが、その壁に真摯に向き合うことがよりよい仕事体験につながる。

  3. Stage 03

    03

    自分らしさを活かして乗り越える

    よりよい仕事体験の主演・脚本は自分。壁がおとずれた時こそゲーム感覚で楽しんでみよう。今の自分のレベル(資質、スキル、経験値、人脈など)を客観視し、壁を乗り越える方法を考えて、実行する。自分の持てる力を出し切り、自分なりのやり方で乗り越えたときにレベルアップする。

  4. Stage 04

    04

    頑張った自分をハグする

    よりよい仕事体験のひと区切りは、やり抜いたあとの達成感と相手からの感謝や承認、社会からの反響。この瞬間にこれまでの努力や苦労が喜びにかわり、この喜びが次のよりよい仕事体験への原動力となる。この瞬間は、謙虚さは忘れ、頑張った自分をしっかりほめてあげよう。

  5. Stage 05

    05

    自分の轍をたどる

    よりよい仕事体験を積み重ねていくなかで、自分なりの仕事スタイルがつくられたとき、自分が駆け抜けた道を振り返ってみよう。その時は、相手や世の中へ貢献できる何かがボンヤリと見えているはず。そして、これまで歩みのなかで仕事が与えてくれた大きなものに気づいたとき、仕事観がアップデートする。

13 Questions to Reframe Your View of Work

仕事観をアップデートする、
13の問い。

5つのステージをめぐりながら、 自分の仕事と向き合うストーリーブック。

Stage First  —  Spring01 / 05

01

好奇心から1歩踏み出す

よりよい仕事体験のはじまりは「一歩踏み出す」です。自分の好奇心に素直にしたがい、やってみたい! やってみよう! と自らの意志で一歩踏み出す。どんな小さなことでもOK。自ら選択することから、よりよい仕事体験がスタートする。

  1. Plate 01

    Story 01 of 13

    Curiosity好奇心

    自分の好奇心にフタをしていないかな?

    1歩踏み出すキッカケを与えてくれるのが好奇心です。子どもの頃は周囲のことはあまり気にせず、好奇心にしたがい無邪気に行動していた。でも、大人になるにつれて周囲や世間の引力に引っ張られがちになり、好奇心にフタをすることがついつい増えてしまう。これ何か興味がある! 前からすごく気になっていた! なんかそれハードル高そうだけど面白そう! 何か自分でもできることあるかな! 好奇心にしたがい、もう少しわがままに選択してもいいのかもしれない。

  2. Plate 02

    Story 02 of 13

    Psychological Safety心理的安全性

    心理的安全な場になっているかな?

    1歩踏み出すために欠かせないのが、今そこが心理的安全な場であるかどうかです。子どもの頃にのびのびチャレンジできたのは、家族が心理的安全性をつくってくれていたから。立場や経験に関係なく自分の意見を率直に言うことができる。やりたいと言ったことを応援してくれる。チャレンジした失敗は歓迎してくれる。そんな心地よい居場所があるからこそ、もっと高く飛ぶことができる。

    関連する研修を見る
  3. Plate 03

    Story 03 of 13

    Customer Obsession顧客志向

    世の中のニーズへどんな貢献ができる?

    好奇心にしたがい1歩踏み出し、自己完結で終わらせるのはもったいない。一歩踏み出した遠いその先に、世の中のニーズへどんな貢献ができるのかな? つまり、自分が喜ばせたいヒトやコトを想像してみる。それは、家族、チームメンバーや顧客、未来の子どもたち、SDGsのような社会課題や身近な地域課題かもしれない。その想像を掻き立てるには、いろいろな人や情報に触れてみよう。

Stage Second  —  Storm02 / 05

02

困難を真正面から受け止める

自分の好奇心にしたがいチャレンジするとなぜか不思議と壁がおとずれる。人がワクワクや、やってみたい!と思うことはいつも、自分の枠の外にあることだから当然かもしれない。ついつい現実逃避したくなることもあるが、その壁に真摯に向き合うことがよりよい仕事体験につながる。

  1. Plate 04

    Story 04 of 13

    Resilience立ち直る

    つまずいても・失敗してもOKになっているかな?

    一歩踏み出した瞬間は充実感も高まり、すごく楽しい。でも、その先に不思議と訪れるのが困難。頭では分かっていても、いざ困難に直面すると思うようにいかず、あきらめてしまいそうになる。そんなとき「あきらめたらそこで試合終了だよ」がこだまする。よく考えてみると、新たなチャレンジだからうまくいかなくて当たり前。途中で何度つまずいても・失敗してもいい、それよりも大事なのは何度でも立ち直ること——とマインドセットしよう。

    関連する研修を見る
  2. Plate 05

    Story 05 of 13

    Ownership当事者意識

    思考停止になっていないかな?

    困難に直面すると、うまくいかないことの連続で落ち込んでしまうことは誰にでもあること。そんなとき、うまくいかないことを全て他責にして、思考をSTOPさせてしまうのはもったいない。落ちこむときはとことん落ち込めばいい、愚痴を吐いてもいい、言い訳してもいい、気分転換してもいい。目の前の困難を乗り越えていくために、今の状況から目をそらさず、思考さえ停止させなければ、多少時間はかかってもふとした瞬間に何か浮上するキッカケが必ず現れ、ブレイクスルーする。

Stage Third  —  Sunset03 / 05

03

自分らしさを活かして乗り越える

よりよい仕事体験の主演・脚本は自分。壁がおとずれた時こそゲーム感覚で楽しんでみよう。今の自分のレベル(資質、スキル、経験値、人脈など)を客観視し、壁を乗り越える方法を考えて、実行する。自分の持てる力を出し切り、自分なりのやり方で乗り越えたときにレベルアップする。

  1. Plate 06

    Story 06 of 13

    Self-awareness自己認識

    自分らしさを分かっているかな?

    困難を乗り越えるには、もちろん会社の資源もフル活用していくが、最後は自分。会社の背番号を外し、今自分が持っている力を最大限発揮して、困難を乗り越えていく。自分の強みは? これまでの経験で得た情報、知識、スキル、人脈は? そもそも世の中のニーズは? さらにどんなインプットをすれば? 自分が表現したい世界観は? 自己認識を深めるなかで気づく自分らしさこそが、困難を乗り越えるときの大きな力となる。そして、自分なりのやり方で乗り越えたとき、新しい自分に出会える。

  2. Plate 07

    Story 07 of 13

    Authenticity誠実さ

    自分の弱さを認めて、助けて!を言えるかな?

    どう頑張っても、今持っている自分の力だけでは乗り越えられない時もある。そんな時、忙しそうにしている周囲に気を使いすぎて相談できなかったり、プライドが邪魔して自分の出来なさを受け入れることができず、自分ひとりで抱え込んでしまう。少し勇気はいるかもしれないが、自分の弱さも認めてあげて、I need your help を発信しよう。世のため人のために向かって必死でもがいているときのSOSサインは、必ず誰かが見てくれている。

    関連する研修を見る
  3. Plate 08

    Story 08 of 13

    Relationship関係性

    人間関係を大事にしているかな?

    小さい頃からよく「自立しろ!」って言われたから、なるべく人の力を借りずに頑張ろうとする。でも、本当の自立って、自分が頼れる場所を増やすこと。自分が所属するコミュニティには、困ったときに頼れる心のサポーターはいるだろうか。そのためには、日々の出会いや人との関わりをいつも大切にし、利害関係を越えた仲間を自らつくっていこう。社内外の多様な人とのつながりは、さまざまな価値観や考え方に触れることができ、自分に新鮮な示唆を与えてくれる。

Stage Fourth  —  Bloom04 / 05

04

頑張った自分をハグする

よりよい仕事体験のひと区切りは、やり抜いたあとの達成感と相手からの感謝や承認、社会からの反響。この瞬間にこれまでの努力や苦労が喜びにかわり、この喜びが次のよりよい仕事体験への原動力となる。この瞬間は、謙虚さは忘れ、頑張った自分をしっかりほめてあげよう。

  1. Plate 09

    Story 09 of 13

    Feedback承認

    頑張った自分をハグしているかな?

    やり抜いたあとに感じる爽快感と達成感。そして、相手からの感謝や承認。これが自分らしさを発揮して貢献できた証であり、この時、本能にぶっ刺さり、人はまた同じ感覚を味わいたくなる。忙しくても、この瞬間は一旦立ち止まり、自分で自分をほめてあげよう。もし余裕があれば、照れくさいかもしれないが、相手に仕事のよかった点と自分の強みをフィードバックしてもらおう。人は意外と自分のことが分からないもの。相手からもらったフィードバックが、これからの自分の財産になる。

    関連する研修を見る
  2. Plate 10

    Story 10 of 13

    Vitality活力

    報酬を見過ごしていないかな?

    相手が喜ぶ仕事をしたときの報酬を見過ごしていないかな。報酬と聞くと、お金やポスト、自分への評価がすぐに思い浮かぶかもしれない。もちろん、この世の中を生きていくにはお金は大事。でも、もっと深い報酬がある——それは、次の仕事である。喜んだ相手からさらに面白い仕事を依頼されたり、その仕事っぷりを見たり、その事実を聞いた周囲の人から新たな仕事が舞い込み、次のよりよい仕事体験に向かって一歩踏み出していく。

Stage Fifth  —  Trail05 / 05

05

自分の轍をたどる

よりよい仕事体験を積み重ねていくなかで、自分なりの仕事スタイルがつくられたとき、自分が駆け抜けた道を振り返ってみよう。その時は、相手や世の中へ貢献できる何かがボンヤリと見えているはず。そして、これまで歩みのなかで仕事が与えてくれた大きなものに気づいたとき、仕事観がアップデートする。

  1. Plate 11

    Story 11 of 13

    Growth成長

    なんか上手くなってきたかな?

    相手や世の中へ自分が貢献できる何かがボンヤリと見えてくると、なぜか湧き上がってくる「自分はこれでいいんだ!」という自信。今の自分から過去の自分を振り返るとどうだろう。できることが増えていないか? 社内外に多様な人脈ができていないか? 喜んでくれる相手や仕事の領域が広がっていないか? 自分が大切にしたい世界観の解像度が高まっていないか? 仕事もゲームやスポーツと同じで、自分が上手くなると自己コントロール感が高まり、おもしろくなる。

  2. Plate 12

    Story 12 of 13

    Purpose存在意義

    仕事の意義を見出せたかな?

    よりよい仕事体験を積み重ねていくなかで、自分 → 家族 → チームや組織 → 顧客 → 地域や社会 → 未来の子どもたちへとだんだんと視座が高まり、微力ながらもそれらに貢献している自分を実感したとき、自分の生きる道が見えてくる。なんか不思議な感覚——自分をしっかり持っているのに社会と調和している状態。自分の生きる道が見えたとき、世のため人のためにむけて自分の世界観を表現しよう。その世界観が、誰かと共鳴し、複数の人が共感できる世界観へと広がっていく。

  3. Plate 13

    Story 13 of 13

    Job Crafting仕事の再定義

    仕事はおもしろい!今なら等身大で言えるかな?

    自分が駆け抜けた道を振り返りながら、主観的に「仕事とは?」を捉え直してみよう。これまでの歩みのなかで仕事が与えてくれたものは何だろう? その渦中にはつらい、しんどい時もあったかもしれない。でも、それを乗り越えた先に出会えたものは、自分らしさ、仲間、相手からの感謝や承認、自信、成長、社会とのつながり、自分の居場所。決して、お金では買うことのできない大切なものを与えてくれたことに気づいたとき、仕事の尊さを感じ、仕事観がアップデートする。

    関連する研修を見る

— Epilogue —

LIFE GOES ON!

おそらく、この先に出会う仕事は、違った景色に見えるだろう…

仕事観をアップデートし、人生を楽しもう!

これら13の問いとキーワードの整理は、学術的な正確性があるものではありません。

しかし、これらはアカデミージャパンに関わって仕事をする仲間たちが、 仕事観をアップデートするためにとても大切にしている考え方です。

これらの考え方が少しでも皆さんの参考となり、 それぞれの職場で「よりよい仕事体験」が共通言語になると、最高にハッピーです。

よりよい仕事体験を通して仕事観をアップデートし、ともに人生を楽しんでいきましょう。

For HR & L&D

「よりよい仕事体験」を、職場の共通言語に

5つのステージと13の問い・キーワードは、それぞれ私たちの研修プログラムと結びついています。 貴社の課題に合わせて、入口となるテーマや組み合わせを一緒に設計します。