「オーセンティックリーダーシップ研修」は、ザ・アカデミージャパンが提供するマインドセット起点の研修プログラムです。変化が加速する時代、従来型のマネジメントだけでは多様なメンバーを束ね、成果を上げ続けることが難しくなっています。 そこで注目されているのが、自分の価値観や信念に根ざし、 信頼関係を築きながら組織を導く「オーセンティックリーダーシップ」です。 本研修では、自己理解を深めて自分らしいリーダーシップの軸を明確にし、信頼を土台とした関わり方やマネジメントの実践法を学びます。変化に強い組織づくりを担う、これからのリーダーに最適なプログラムです。

Authentic Leadership

オーセンティックリーダーシップ研修

自ら引き受けた未来を語り、チームを導くリーダーへ
オーセンティックリーダーシップ研修

社会や顧客からの期待を踏まえ、自分の価値観や信念をもとに、チームの存在意義(WHY)、目指す未来(VISION)、大切にしたい価値観(VALUE)を描く。正解のない時代に、納得感と意味づけを生み出しながら、メンバーの主体性と挑戦を引き出すリーダーを育成します。

"なぜ"を語り、未来に意味を与えるリーダーへ

社会や顧客の変化が激しく、正解が見えにくい時代において、リーダーには単に目標を達成するだけでなく、「なぜそれを目指すのか」「どんな未来を実現したいのか」を語ることが求められています。

多様な価値観を持つメンバーが働く今、指示や管理だけでは人は動きません。社会や顧客からの期待を踏まえながら、チームの存在意義(WHY)や目指す未来(VISION)を自分の言葉で語り、メンバーが納得感を持って挑戦できる環境をつくることが重要になっています。

本研修では、オーセンティック・リーダーシップの考え方を土台に、

  • 社会や顧客からの期待を捉える
  • 自分の価値観や信念を理解する
  • チームの存在意義(WHY)を言語化する
  • 目指す未来(VISION)を描く
  • 大切にしたい価値観(VALUE)を明確にする

プロセスを通じて、チームの未来を意味づけし、主体性と挑戦を引き出すリーダーシップを学びます。

これからの時代に求められるのは、答えを与えるリーダーではなく、未来に意味を与えるリーダーです。本研修では、その土台となる考え方と実践方法を体系的に習得します。

自分らしさを活かし、チームを導くリーダー

What is Authentic Leadership

オーセンティックリーダーシップとは?

Definition / 定義

オーセンティックリーダーシップとは・・・

自分らしさを軸に、目標に情熱を注ぎ、価値観に基づいて一貫した行動をとるリーダーシップのこと。

2003年に、メドトロニック社の元CEOで、ハーバードビジネススクールにてリーダーシップ論を専門とするウィリアム・W(ビル)・ジョージ教授が、著書『Authentic Leadership』(邦題:ミッション・リーダーシップ)の中で提唱した概念と言われています。

オーセンティックとは、「本物の」「誠実な」「真正な」という意味です。ラテン語の語源では「根源的な」という意味もあり、最近は心理学でもよく使用される用語です。リーダーシップ論でいうところの「オーセンティックになる」とは、次のような定義となります。

「オーセンティックになる」とは

  • 1本当の自己(感情・考え)を知る
  • 2本当の自己を積極的に包み隠さず表現できるようになる
  • 3自分の人生の創造者として、自分の人生のリーダーになる
  • 4倫理観を重視し、自分の価値観や信念に基づいて行動する
  • 5嘘や気取りがなく(透明性が生まれ)、周囲に信頼感をもたらす

第一人者のビル・ジョージ氏によれば、オーセンティックリーダーシップとは、リーダーそれぞれの個人的な経験や性格=「本当の自己」を土台とし、自分に合うリーダーシップの知識やスキルを身につけ、自分らしさを貫くリーダーをめざすものです。

私たちは、この考え方を土台にしながら、社会や顧客からの期待を踏まえ、自分の価値観や信念をもとにチームの未来を描き、その実現に向けて人を導くことが、これからの時代のオーセンティックリーダーシップだと考えています。

『ミッション・リーダーシップ』ビル・ジョージ 著

『ミッション・リーダーシップ』ビル・ジョージ 著

Why Authentic Leadership

なぜオーセンティックリーダーシップが必要なのか?

正解のある環境では、会社が定めた目的を実行するリーダーが求められます。一方、正解のない環境では、社会や顧客からの期待を踏まえながら、自ら目的を引き受け、その意味を語れるリーダーが求められます。オーセンティックリーダーシップは、そのための土台となる考え方です。

正解のある環境正解のない環境
ビジネス環境国の成長戦略、業界標準、先行企業の成功モデルがあり、会社が目的(正解)を受信できる。目標・戦略・製品・KPIが確定している。顧客ニーズの多様化・細分化、技術進化の高速化により、会社自身も目的(正解)を定めきれない。目標・戦略・製品・KPIが暫定的。
求められるリーダー像会社が定めた目的(正解)を実行・最適化するリーダー。役割起点のリーダー不確実な状況下で、暫定的にでも目的を置き、更新し続けられるリーダー。目的起点のリーダー
メンバーがリーダーに求めるもの目的(正解)へ導く、正しさや判断の妥当性。暫定的な目的に対する、納得感や意味づけ。センスメイキング
育成の方向性会社が定めた目的に向かってPM理論を高い次元で遂行できるリーダーを育てる。各種リーダーシップ論の習得をめざす。目的を自ら引き受けて語れるリーダーを育てる。自分なりの哲学や価値観・経験から、自分の言葉でビジョンやバリューを語れる状態をめざす。

How It Relates to Other Theories

オーセンティックリーダーシップと各種リーダーシップ論の関係

オーセンティックリーダーシップは、特定のリーダーシップスタイルを学ぶものではありません。リーダーが自らの価値観や信念を土台に、チームのWHY・VISION・VALUEを描き、その実現に向けて状況に応じたリーダーシップを選択・発揮するための土台となる考え方です。

P:PerformanceM:Maintenance
Pを高める
  • コマンド&コントロール権限と命令
  • トランザクショナル報酬や評価
  • タスク志向&規範遂行型基準や模範
P/Mを高める
  • トランスフォーメーショナルビジョンと個別配慮
  • シチュエーショナル個別対応
  • シェアード全員参画
Mを高める
  • サーバント奉仕と支援
  • 共感型関係性
  • インクルーシブ多様性と包合
集団維持機能
これら全てを支える土台
FOUNDATION / OS

オーセンティックリーダーシップ

各種リーダーシップ論を、状況に応じて選択・発揮するための土台。自己認識・価値観・誠実さ(オーセンティシティ)=土台 / OS。

土台(自分らしさ)が整うほど、どの理論を用いてもメンバーに信頼として伝わり、効果を発揮します。

The Big Picture

オーセンティックリーダーシップ研修の全体像

社会・顧客からの期待を起点に、チームの文脈をつくり、メンバーの主体性と持続的な成果を生み出すリーダーになる。

オーセンティックリーダーシップのコアプロセス
社会・顧客からの期待
  • 社会はどう変化しているか
  • 顧客は何を求めているか
  • 会社は何を実現したいか
WHY
存在意義
なぜこのチームは存在するのか
原体験
価値観
哲学
問題意識
VISION
目指す未来
どんな未来を 実現したいのか
目指す組織
目指す顧客価値
目指すチーム
VALUE
大切にすること
未来に向け 何を大切にするか
行動指針
判断基準
大切にする価値観
センスメイキング(意味づけ)
WHY・VISION・VALUEを自分の言葉で語り、チームに意味づけする。
メンバーの納得感・共感
「あなたが言うなら」と思える信頼関係が生まれる。
主体性・挑戦・協働
  • 自分ごと化
  • 自律的行動
  • 創意工夫が生まれる
持続的な成果・成長
  • 短期的成果の創出
  • 中長期での価値創造
  • 個人と組織の成長
社会への価値提供
  • 顧客価値の最大化
  • 社会課題の解決
  • 企業価値の向上
変化に強く しなやかな 組織の実現

自社の課題に合わせた進め方を、まずは資料でご確認ください。

カリキュラム例・導入の流れ・実施形式をまとめた資料を無料でお届けします。

Target Audience

対象者・おすすめ企業

この研修は、特に以下のような立場・役割の方に大きな効果を発揮します。

新任・若手管理職

役割に流されず、自分らしいリーダーシップの軸を築きたい方。

中堅リーダー・マネージャー

メンバーの主体性を引き出し、信頼で動かすチームをつくりたい方。

経営層・幹部

不確実な環境のなか、パーパスを掲げて組織を導きたい方。

次世代リーダー候補

早期から自己理解を深め、リーダーシップの土台を育てたい方。

Recommended Organizations

こんな企業様におすすめです

  • 管理職・リーダーの育成を強化したい企業
  • 指示待ちから自走する組織風土へ変えたい経営層
  • 1on1や対話の質を高めたい人事部門
  • 心理的安全性・信頼関係を土台に成果を上げたい組織
  • パーパス経営・理念の浸透を進めたい企業
  • 変化・不確実性に強いリーダーを育てたい組織

関連テーマ:レジリエンス研修

Sample Program

研修プログラム例(1日)

標準的な1日版(9:00〜17:00)の進行例です。半日版への短縮や、複数回シリーズなど、時間や対象に応じてカスタマイズ可能です。

狙い

自らの価値観に根ざした判断軸を持ち、正解のない状況でもチームを導けるリーダーを育成する

9:00MODULE 01

オーセンティックリーダーシップとは

  • オリエンテーション/本日のゴール共有
  • オーセンティックリーダーシップとその必要性
  • 各種リーダーシップ論の整理と位置づけ
  • ワーク:これまでの得意なリーダーシップスタイルは?

1日の冒頭で、研修のゴールと安心して対話できる場づくりを行います。そのうえで、オーセンティックリーダーシップとは何か、なぜ今の時代に必要なのかを共有。従来のリーダーシップ論と比較しながら整理し、自分がどこに立っているのかを明確にします。

10:30MODULE 02

リーダーシップを引き出す土台となるあり方

  • カルチャーピラミッドとリーダーのあり方
  • 成人発達理論:リーダーのあり方の磨き方
  • 自分の弱さをさらけ出す姿勢「Share Vulnerability」
  • ワーク:相互メッセージFB(強み&伸びしろ)

チームを導く過程では、必ず逆境や葛藤が訪れます。強みを発揮するだけでなく、時には自分の弱さや迷いも含めてさらけ出し、人としての器を磨いていくことが重要です。「Share Vulnerability」の考え方に触れ、午前の締めくくりとして、参加者同士で率直なフィードバックを贈り合います。

13:00MODULE 03

自分に刻まれた価値観を紐解く

  • ゲーム:VALUE QUEST
  • 価値観が刻まれたエピソードを振り返る
  • ワーク:価値観エピソードトーク
  • 自分の判断軸(コア・バリュー)の抽出

午後は、リーダーシップの原点となる「自分自身に刻まれてきた価値観」を、バリューズカードやゲームを通じてじっくり発見します。価値観が形成された背景やエピソードを語り合うことで、頭で考えた言葉ではなく、自分の経験に根ざした「本当に大切にしたいもの」を判断軸として言語化します。

14:45MODULE 04

価値観に根ざしたビジョン&バリューを描く

  • 育みたい社会・チームを絵で描く
  • ワーク:めざす世界観を語り合う
  • チームキャンバスでビジョン・バリューを言語化

抽出した価値観を投影した情景を「絵」で表現し、未来に向けて育みたい社会やチームの姿をイメージします。対話を通じて解像度を高め、チームキャンバスのフレームを用いて、自らの価値観に根ざしたビジョン(VISION)とバリュー(VALUE)の原型として言語化します。

16:00MODULE 05

明日からの実践プランを描く

  • WHY・VISION・VALUE の振り返りと統合
  • ワーク:現場での実践アクションを宣言する
  • 相互コミットメント/クロージング

1日の学びを統合し、自分らしいリーダーシップを現場でどう発揮するかを具体的な行動プランに落とし込みます。一人ひとりが実践アクションを宣言し、参加者同士で応援し合うことで、研修後の一歩目を確かなものにして締めくくります。

※研修内容・時間はご要望に応じてカスタマイズ可

Program Overview

実施概要

PURPOSE / 研修の目的

自分らしさ(価値観・信念)を軸に一貫した行動で信頼を築くリーダーシップを養い、管理職の影響力と組織の信頼基盤を高める。

対象
管理職・リーダー層・次世代リーダー候補(階層別にカスタマイズ可)
形式
対面 / オンライン / ハイブリッド
研修時間
1日(9:00〜17:00)/半日への短縮も対応可能
推奨人数
定員30名(推奨:12〜30名)
料金目安
内容・時間・人数に応じてお見積り
対応範囲
全国対応(対面/オンライン/ハイブリッド)
前提条件
特になし。階層別(若手・中堅・管理職)のカスタマイズが可能。

NOT COVERED / 扱わないこと

  • 心理療法・カウンセリング
  • 特定の人事評価制度の設計

※研修内容・時間はご要望に応じてカスタマイズ可能です。お見積り・ご相談は無料で承ります。

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Frequently Asked Questions

よくあるご質問

どんな参加者におすすめですか?+
新任管理職〜経営層まで、自分らしいリーダーシップを身につけたい全ての方が対象です。
研修期間はどのくらいですか?+
1日が標準です。半日への短縮や、複数回シリーズ・年間支援型にも対応可能です。
研修はオンラインでも受講できますか?+
はい。深い対話・自己開示を扱うワークもZoomで実施可能な設計です。
1名からでも申し込みは可能ですか?+
公開講座ですと1名から、企業内研修は人数に応じてご相談ください。
研修後のフォローはありますか?+
実践後の振り返り会、1on1コーチング、3ヶ月後フォローなどをご用意しています。
研修の効果はどのように測定しますか?+
セルフアウェアネス診断、行動変容ヒアリング、360度FBなどで測定します。
費用はどのくらいかかりますか?+
対象者数・実施形式・カスタマイズ範囲により変動します。お気軽にお見積もりをご依頼ください。
自社に合わせてカスタマイズはできますか?+
はい。業界・対象階層・組織課題に応じて、ケースとワークを柔軟にカスタマイズいたします。
管理職以外の社員も参加できますか?+
次世代リーダー候補・若手リーダーにも有効です。階層に応じてプログラムを調整します。
他の研修との組み合わせは可能ですか?+
心理的安全性研修・1on1研修・EQ研修などとの組み合わせ実績があります。

About This Article

執筆者情報

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株式会社ザ・アカデミージャパン

Editor / 執筆

株式会社ザ・アカデミージャパン

マインドセット研修を強みとする、人材育成・組織開発のコンサルティング会社

ザ・アカデミージャパンは、マインドセット系の研修を強みとし、オーセンティックリーダーシップ研修・心理的安全性研修・1on1研修など、時代に求められるテーマをいち早く研修化しています。

管理職育成や組織開発など、企業の職場課題に合わせた研修設計とファシリテーションを通じて、人と組織の自律と成長を支援しています。

リーダーシップ開発の分野では、自己理解(セルフアウェアネス)を起点に、自分らしさを活かすリーダーシップの実践プログラムを多くの企業に提供しています。

  • オーセンティックリーダーシップ
  • 管理職研修
  • リーダーシップ開発
  • 1on1支援
  • 心理的安全性
  • 組織開発

参考文献・外部ソース

  • ビル・ジョージ(2004)『ミッション・リーダーシップ ― 企業の持続的成長を図る』生産性出版.
  • Bill George (2007) True North: Discover Your Authentic Leadership. Jossey-Bass.
  • Tasha Eurich (2018) “What Self-Awareness Really Is (and How to Cultivate It)”, Harvard Business Review.
  • 野田智義・金井壽宏(2007)『リーダーシップの旅 ― 見えないものを見る』光文社新書.

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