相手の状況や感情に関心が向きにくくなっている
なぜ起きるのか
業務の分担や役割が明確になる一方で、隣の人が困っていても気づきにくくなっている。
放置した場合の影響
困りごとが共有されないまま抱え込まれ、対応の遅れやミスにつながる。
「EQ研修」は、ザ・アカデミージャパンが提供するマインドセット起点の研修プログラムです。多様な価値観を持つ人と協働する機会が増える一方で、職場では「自分の役割だけを果たせばよい」「相手の状況に踏み込まない」といった静かな分断が生まれやすくなっています。 本研修では、EQを「人をうまく動かすためのスキル」ではなく、「相手を理解し、思いやりを行動に変える力」として捉えます。自己認識・自己統制・対人理解・対人影響の4つの力を高めながら、チームで支え合い、協働する関係性を育みます。
感情や価値観への理解が、思いやりある協働を育てる

自分と相手の感情や価値観を理解し、思いやりをもって関わる力を育むことで、 お互いを尊重しながら支え合える関係性をつくるワークショップです。
Overview
EQ研修は、自分と相手の感情に気づき、価値観の違いを理解しながら、 思いやりをもって関わる力を高める研修です。
多様な価値観を持つ人と協働する機会が増える一方で、職場では「自分の役割だけを果たせばよい」「相手の状況に踏み込まない」といった静かな分断が生まれやすくなっています。 本研修では、EQを「人をうまく動かすためのスキル」ではなく、「相手を理解し、思いやりを行動に変える力」として捉えます。自己認識・自己統制・対人理解・対人影響の4つの力を高めながら、チームで支え合い、協働する関係性を育みます。
EQ(Emotional Intelligence Quotient)は「心の知能指数」「感情知性」と訳され、自分自身や他者の感情に気づき、理解し、適切に扱う力のことです。1989年に米国イェール大学のピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士が初めて論文で発表し、1995年に心理学博士ダニエル・ゴールマンの著書『EQ こころの知能指数』によって世界中に広まりました。チームで成果を上げ続けるには、IQ以上にEQの高さが重要だと言われています。本研修ではEQを『人をうまく動かすためのスキル』ではなく、『相手を理解し、思いやりを行動に変える力』として捉え、次の4つの力を育みます。
知識やスキルだけでは生まれない「人と人との関係性の質」を支える基盤として、心理的安全性・チームワーク・協働の質の向上に直結します。
Common Issues
役割や分担が明確になるほど、相手の状況や感情への関心が薄れ、価値観の違いからすれ違いも生まれやすくなります。 こうした“静かな分断”が広がると、支え合いや協働の力が失われ、チームの成果にも影響します。
なぜ起きるのか
業務の分担や役割が明確になる一方で、隣の人が困っていても気づきにくくなっている。
放置した場合の影響
困りごとが共有されないまま抱え込まれ、対応の遅れやミスにつながる。
なぜ起きるのか
世代・立場・経験の違いにより、「普通はこうするはず」という前提が合わなくなっている。
放置した場合の影響
小さな摩擦が積み重なり、信頼関係の低下や対人ストレスを招く。
なぜ起きるのか
ハラスメントを恐れるあまり、必要な声かけやフィードバックまで避けてしまう。
放置した場合の影響
必要な支援や成長機会が届かず、育成と関係構築が停滞する。
なぜ起きるのか
それぞれが自分の仕事をこなしていても、チームとして支え合う関係性が育ちにくい。
放置した場合の影響
個別最適に偏り、チームの一体感とパフォーマンスが伸び悩む。
After Training
知識を学ぶだけでなく、職場での関わり方・支え合う行動に変えることを目指します。
感情に流される前に立ち止まり、自分の状態を整えて関われる。
→ 「いま少しイライラしている」と気づき、対応を選べる
関連テーマ:レジリエンス研修
言動の奥にある事情や価値観を想像し、決めつけずに関われる。
→ 「なぜそう考えるのか」を相手に確かめられるようになる
価値観の違いを否定せず、相手を尊重した関わり方ができる。
→ 意見が違っても、相手を尊重した対話ができる
ためらいを越えて、相手の成長と協働につながる関わりができる。
→ 困っているメンバーへ自然に声をかけ、支え合いが生まれる
関連テーマ:フィードバック研修
Our Approach
EQを4つの力で体系的に学び、感情を扱う実践ツールで、思いやりを行動に変える。
EQ(心の知能指数)を「自己認識力・自己統制力・対人理解力・対人影響力」の4つの力で捉えます。対人力の土台は自己認識力であるという全体像から、無理なく段階的に学びます。
感情の拡張形成理論(ポジティブ:ネガティブ=3:1)、認知行動療法(SPARKモデル)、成人発達理論など、研究知見をベースに、EQは誰もが開発できる力として学びます。
感情のラベリング、思い込み犬、願い(ニーズ)リスト、傾聴スキル、思いやりフィードバック(HMI)など、現場で明日から使える具体ツールをワークで体得します。
共感+行動=思いやり(Compassion)。相談されやすく相談しやすい関係づくりをめざし、感じるだけで終わらせず、思いやりを行動に変えるアクションプランまで描きます。
Curriculum
内容・時間については、ご要望に応じてカスタマイズ可能です。
EQと4つの力を学び、自分の感情を認識・統制する力を高めます。
1. オリエンテーション・期待の共有
進め方対話
期待する変化学習目的の共有
2. EQとは何か(4つの力)
進め方講義
期待する変化EQと全体像の理解
3. なぜEQが必要か(心理的安全性と思いやり)
進め方講義
期待する変化EQと成果・安全のつながり
4. 自己認識(感情のラベリング)
進め方個人ワーク
期待する変化感情の客観視
5. 自己統制(捉え方の柔軟性・思い込み犬)
進め方演習
期待する変化建設的な捉え方への転換
他者の感情を察し思いやり、実践のアクションへつなげます。
6. 対人理解(感情の奥にある願いに寄り添う)
進め方講義
期待する変化共感ベースの対人理解
7. 願いに寄り添う共感トレーニング
進め方グループワーク
期待する変化傾聴・共感の実践
8. 傾聴の基本スキル
進め方演習
期待する変化関係を築く聴き方
9. 思いやりフィードバック(HMI)
進め方ロールプレイ
期待する変化伝えるべきを伝える力
10. 実践に向けてのアクションプラン
進め方個人+共有
期待する変化現場での実践プラン
Work Examples
感情のラベリングから傾聴・フィードバックまで、対話と個人ワークで体験的に学ぶ。
Work 01
最近の仕事でのストレス状況や出来事と、そこで生まれた感情を「怒り」「不安」などキーワードで言語化。感情を客観視し、ネガティブ感情をやわらげる。
→ 感情を客観視する力
Work 02
自分の捉え方のクセを「思い込み犬」で捉え、SPARKモデルを使って、同じ出来事をより建設的に捉え直し、とるべきアクションを考える。
→ 思考のクセへの気づきと柔軟性
Work 03
3人組(話し手1名・聴き手2名)で逆境体験を語り合い、聴き手は相手の感情の奥にある「願い(ニーズ)」を付箋に書いて渡す。
→ 傾聴と共感の実践力
Work 04
感謝・労い(H)→課題提示・提案(M)→挑戦・勇気づけ(I)の流れで、相手の感情と願いに寄り添いながら、伝えるべきを伝える練習をする。
→ 思いやりをもって伝える力
関連テーマ:アサーティブコミュニケーション研修
Program Overview
PURPOSE / 研修の目的
自分と相手の感情・価値観への理解を深め、思いやりをもって関わる力を高めることで、互いを尊重し支え合う協働的なチームをつくる。
NOT COVERED / 扱わないこと
※研修内容・時間はご要望に応じて、カスタマイズ可
Implementation Scenes
新メンバー加入時の相互理解
新人配属や人事異動で価値観の異なるメンバーが入ったタイミングの相互理解づくりに。
多様な人材が協働するチーム
世代・立場・経験の異なるメンバーが、違いを尊重し支え合う関係をつくる。
関わり方に迷うチーム
ハラスメント懸念から声かけやフィードバックをためらう空気を変えたい。
リモートで弱まった連携の再構築
相手の状況が見えにくく、相互支援が薄れたチームに。
年度の節目の振り返り
年度末・年度始めに、関係性を見直し、今後の協働の方向性を共有する。
全社・部門の対話文化づくり
EQと思いやりを共通言語にし、支え合う文化を組織に根づかせる。
FAQ
心理的安全性研修は、安心して発言できる職場づくり(場の前提)を中心に扱います。EQ研修は、自分と相手の感情・価値観への理解を深め、思いやりをもって関わる“個人の力”を高めることに重点を置きます。両者は補完的で、組み合わせると効果的です。
はい。Zoom等のブレイクアウト機能を活用し、感情シェア・価値観ワーク・対話ロールプレイまで対面と遜色なく実施できる設計です。
推奨はチーム単位(同じチームのメンバーで実施)ですが、複数部署横断の混合チームでも応用可能です。多様な価値観に触れる学びとしても有効です。目的に応じてご相談ください。
「感情を語る」のではなく「カードやツールで楽しみながら共有する」設計のため、抵抗感は最小限です。グランドルールで『話したくないことは話さない』を明示します。
はい。相手を尊重しながら必要な声かけ・支援・フィードバックを行う関わり方を、ロールプレイで具体的に練習します。「避ける」のではなく「思いやりをもって関わる」力を養います。
受講前後のアンケート、3ヶ月後の振り返り、1on1での行動変容ヒアリングなど、目的に応じた効果測定をご提案します。