若手ビジパ向け
越境キャリアワークショップ
BEYOND THE COMPANY ~組織の枠を越えて~
所属している組織の枠を越えて、外部で新たな学びを得る異なる価値観、働き方に触れ、今と未来の自分らしいキャリアを多面的に考えよう!
組織の枠を越えてこれからのキャリアを語り合う
キャリアを考える際、自社の先輩や上司をロールモデルにしたり、同期と語り合うことも大事ですが、どうしても内向きな視点になりがちで、既存の枠組みや自社の当たり前にしばられてしまいます。キャリア開発ではなくキャリア自律にむけて、既存の枠組みにとらわれず柔軟に発想するには、社外に目を向け、社外から自社や自分の現在地を見直すことも必要になります。そのため、今回の越境キャリアワークショップでは、組織の枠を越えてこれからのキャリアについて自由に語り合う越境学習スタイルで行います。
越境学習とは、組織の枠を越えて今までとは違う新しい視点を培うという学習スタイルです。
越境学習の最大の目的は、異なる文化・価値観に触れることです。相手へのリスペクトを前提に考え方の異なる人たちと学びあうことで多様な視点を獲得するだけでなく、自分や自社の意外な強みを発見できたり、これからの新しい働き方や生き方に気づけたりすることもあります。
企業としては、社員にこうした新たな学びを促し、本人のモチベーション向上や能力開発につなげることが可能です。
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- 組織の枠を越えて、異なる文化や価値観、働き方や考え方に触れることができる。
- 02 |
- 他業界で活躍する同世代のビジネスパーソンと交流を深め、仲間ができる。
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- 異なる考え方や他業界の人材に触れることで、自社や自分の客観視につながり、社員に深い自己理解を促す。
- 04 |
- 外の世界で主体的に学びを得ようとするため、自律的に自分のキャリアを切り拓く「キャリア自律」推進のキッカケとなる。
- 05 |
- 外の世界を知ることで、働く/仕事の視野を広げ・視座が高まり、目の前の業務へのモチベ―ションが高まる。
キャリア開発からキャリア自律へ
キャリア研修はこれまでも多くの企業で実施されてきましたが、社会構造や会社、働き方の変化に伴い、近年キャリア研修を実施する目的も変わってきました。
これまでは、所属している会社の業務や研修などの経験を通じてどのようにキャリアを築いていくのか、つまり、組織内でのキャリア開発をすることが目的でしたが、近年では、組織への貢献を前提にしつつも、個人が組織に依存せず、自身のキャリアを主体的に切り拓いていくキャリア自律を目的に実施することが増えてきました。
しかし、キャリア自律を支援するだけでは、優秀な人材が辞めてしまうリスクもあるため、一方でキャリア自律した個人が所属している会社へ愛着心を持てるように並行して組織側がエンゲージメントを高める施策を行っているのが現状です。
人的資本経営に取り組むなかで、中長期的な企業価値向上をめざそうとしている組織にとっては、社員のキャリア自律とエンゲージメント向上は不可欠であり、キャリア自律した社員たちが、会社を主語にワンチームとなり協働する状態をつくることが人的資本経営の目指すところです。
これからのキャリア観
-よりよいキャリアのつくり方
私たちがともに生きるのは、VUCA(Volatility–変動 Uncertainty–不確実 Complexity–複雑 Ambiguity–曖昧)…先行き不透明な時代です。例えば、DX(デジタルトランスフォーメーション)、コロナ禍からのニューノーマル、などまさにVUCAを象徴している事象です。その中で、これまで日本社会において主流であった、終身雇用を前提としたキャリアの逆算だけでは通用しにくい考え方となり、下記の、偶然をチャンスに変える要素が含まれたキャリアトランジションモデル(神戸大学 金井壽宏教授提唱)が、よりよいキャリアを歩むためのスタンダードになりつつあります。
-キャリア自律を支える4つの要素
また、キャリアトランジションモデルを効果的にまわすために、個人が持つべき考え方として注目されているのが、マーク・L・サビカス氏が提唱した4つのCによるキャリアアダプティです。キャリア・アダプタビリティとは、個人のキャリアにおいて、変化の必要性が生じたときにその変化を受け入れ、適応できる力のことで、変化に適応するための要素としてまとめたものが、4つのC「関心(Concern)」 「好奇心(Curiosity)」「自信(Confidence)」「統制(Control)」です。自分の未来に関して関心があること、好奇心を持って自分の可能性を周囲に探索すること、自分の創意工夫による成功体験を積み自信を持っていること、そして自分のキャリアは自分で選択しコントロールしていくこと。この4つのCが、環境変化の激しいこれからの時代をしなやかに乗り越え、キャリア自律を支える重要なキーワードとなります。
越境キャリアワークショップへエントリーしてくれた企業
こんな課題を抱えている企業のご担当者さまにはおすすめです!
- ●内向き志向から外向き志向へシフトするキッカケを与えたい
- ●越境を通じて、会社の当たり前が社会の当たり前でないことに気づいてほしい
- ●これまでの上司や先輩たちの成功体験からキャリア自律≒出世という単一な価値観が残っていて、多様な価値観に気づいてほしい
- ●異なる組織で働く人たちの働き方や生き方を聞くなかで、自分の現在地と今後の方向性を再点検してほしい
- ●多様な人たちの考え方やアイデアを取り入れ、今の仕事をもっとやりがいのあるものにしてほしい
- ●一度立ち止まって、自分の仕事や人生を見直す時間をとってほしい
- ●変化の激しい時代に適応したキャリアの考え方について学んでほしい
越境キャリアワークショップ 全体の流れ
越境キャリアワークショップ カリキュラム
時 間 |
カリキュラム |
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13:00 |
●今の時代に求められるキャリアの考え方 |
- これからのキャリアの歩み方 | |
- 自分らしいキャリア形成の本質 | |
- ワーク:これまでのキャリアの歩み方は? | |
●受講者とのトークセッション | |
- Topic:それぞれの会社のキャリア観って? | |
- Topic:あなたはどんなキャリアを歩んでみたい? | |
●偶発的なことも楽しんで取り組む | |
- 偶発的なことを楽しむための3つのアプローチ | |
- VIA診断結果からあなたの強みを自覚する | |
- ワーク:あなたの強みの活かし方 | |
●キャリアの方向感覚を描く | |
- あなたの貢献コンセプトを描く | |
- ワーク:貢献コンセプトシェアワーク | |
●受講者とのトークセッション | |
- Topic:あなたが大事にしたい世界観って? | |
- Topic:未来に向けて一歩踏み出す! | |
17:00 |
●全体のクロージングを行い、17時30分までは任意で座談会 |
17:30 |
終 了 |
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