オンライン研修の可能性を探る!オンラインでも参加・体験型の集合研修がここまでできる!
オンライン研修
効果的なオンライン研修へ3つのKEY
-学習内容への動機づけ
これは集合研修にも共通していえることですが、効果的なオンライン研修のためには、動機づけがとても大切なものとなります。 研修への参加を「義務(MUST)」ではなく「手上げ式(WANT)」にしたり、階層別研修などでそれが難しい場合は、受講者に対して研修の目的やどうなってほしいかの会社側からの期待を明確にする、または学習内容への好奇心を持ってもらうために事前学習の工夫をするといったことが必要となります。
-アウトプットの場として活用する
理想は、今世界の教育界で最も注目を浴びる校舎のないオンライン大学・ミネルバ大学の授業スタイル(教授は90分の授業で10分ほどしか話さず、残りの80分は主に生徒のディスカッションで構成。生徒が予習することで成り立つ授業形態になっている)ですが、初対面・1回きり・短時間という条件で進める場合が多い企業研修においては、その理想スタイルの実現は難しいといえます。 とはいえ、インプット中心では受講者は退屈しがちで、学習が促進されないものです。そこで、それぞれが与えられた事前課題について、個人で考えてきて、オンライン上のグループワークの時間ではそれらを持ち寄り、話し合う場としてまたは理解不足なところや実践と結びつかないところを質問する場として活用していくことが大切です。
-強制力をうまく働かせる
オンラインでは集合研修と違い周囲の目がないため、講義やワーク中に強制力が働かないということがいえます。学習内容への動機づけがなく、インプット中心の運営となった場合、おそらく他ごと(メール処理や資料作成などの自分の仕事)をしながら受講する人が増えてしまう可能性があります。それゆえ講義の時間は極力短くし、受講者との双方向となる時間を確保する必要があります。オンライン上でグループワークするときも、ワークの進め方の指示をするだけではなく、ワークの目的を明確に伝え、グループから出てきたアウトプットをその場でうまく教材として活用していきます。さらには、研修後に理解度チェックテストや1ヵ月後にオンライン上で成果発表の場を設定するといった仕掛けづくりも欠かせません。
オンライン研修の特徴
-1クリックで参加可能
- 受講者はアカウント登録をする必要がなく、事前に案内されたURLに対して、1クリックするだけでオンライン研修に参加できる
-安定的な通信
- ZOOMは少ない通信量で安定したオンライン研修を実施できるので、動画が途切れるといったリスクが小さく、また受講者の細かい表情の変化なども察知することができる
-リアルタイムの双方向
- モニター越しに講師へ質問をしたり、受講者同士で話し合いもすることができ、双方向のコミュニケーションを実現
-もちろん1対多の講義も
- 講師の画面を共有してPPTスライドを投影したり、受講者の画面を共有して作成したワークシートをその場で投影するなど、一斉講義や説明にも対応可能
-グループワークが可能
- ブレイクアウトセッション機能を使用してオンライン上で行うことができるため、受講者同士で気づきが促進される
-質問もその場ですぐに
- チャットを使えば、進行を遮ることなくその場で質問やアイデアを講師と受講者へ共有することができ、理解度と参画度が高まる
-振り返りも簡単に
- 録画機能もあるため、研修中に自分が行ったロールプレイングの見直しなどができる
-アンケートもリアルタイム集計
- 研修最後にアンケートを行うと瞬時に集計されるので、研修運用の効率が大幅に上がる