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レジリエンスとは…
レジリエンス(resilience)という言葉は、知っていますか?2014年4月にNHKクローズアップ現代にて「レジリエンス特集」が放映されて以降、
レジリエンスという言葉は広まり、ビジネスパーソンの必須能力として認識されつつあります。
●レジリエンスとは…
一般的には「精神的回復力、抵抗力」と訳されます。
単なる「メンタルタフネス」にとどまらず、目の前の逆境や困難を自身の成長の原動力に変えることのできる”心の強さ”を表す新しい概念です。
世界の政治家や企業のトップ、学者などが集まり、世界経済について話し合う 2013年の冬のダボス会議にて、国際競争力が高い国であるほどレジリエンスも高いという 研究成果が発表された以降、日本でもレジリエンスというキーワードが使われるようになりました。
このレジリエンスは、欧米では約30年前より研究されており、ポジティブ心理学の実証研究に裏付けられた育成プログラムは既に導入され、世界各国で人気を集めています。
欧米では、米IBM(IT)や英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(石油エネルギー)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(製薬)
米ゴールドマン・サックス(金融)など 世界の大手・有名企業や米陸軍でも導入されています。
●海外でも展開されるレジリエンス・トレーニング
ポジティブ心理学の手法を取り入れたレジリエンス研修は、参加者が限られがちなストレス・マネジメントやメンタルヘルス 研修の代替としてゴールドマン・サックスやロイヤル・ダッチ・シェルなどの海外の企業で非常に人気です。
海外での事例紹介
- 世界100ヶ国以上に展開する製薬会社 | 英グラクソ・スミス・クラインのレジリエンス研修
- お客様に「健康」と「幸せ」を提供する以上、まずは自分たちが心身ともに健康で幸せでなければないという考えのもと、リーダーシップ研修としてレジリエンスを実施。
GSKのレジリエンス研修の様子は、NHKクローズアップ現代でも紹介され、トレーニングに参加した1万人の社員のうちおよそ8割が、職場におけるメンタルヘルス を改善し、仕事のパフォーマンスが上がったという結果が出ています。
- 世界有数の国際金融グループ | 米ゴールドマン・サックスのレジリエンス研修
- 近年、アメリカでは、若い優秀なビジネスパーソンは働きがいのある企業に入社する傾向にあり、 その対策の1つとして、GSでは、 ポジティブ・メンタルヘルス研修としてレジリエンスを導入。 社内でレジリエンス週間(1週間)を設け、この期間中はどの社員も研修に参加できるようなシス テムにし、ストレスとプレッシャーに強い人材が揃う会社(働きがいのある会社)をPRしています。
●日本国内でも広がるレジリエンス・トレーニング
日本国内でも、2014年4月のNHKクローズアップ現代にて「レジリエンス特集」が放映されて以降、国内の大手・有名企業を中心にレジリエンスの導入が進み、まずはセルフマネジメントの観点から新人・若手や中堅・シニアを対象としたレジリエンストレーニングが展開されました。
しかし、展開していく中で、新人・若手がセルフマネジメントすることも重要だが、本当に個々のレジリエンスを高めていくには、彼らをマネジメントする管理職の向き合い方がとても重要であることに多くのお客様が気づきはじめ、ここ最近では、管理職向けレジリエンス・トレーニングのニーズが増えてきました。
国内の大手・有名企業に導入が進む管理職向けレジリエンス・トレーニング
- ●折れない部下を育てる考え方・手法を身につけてもらい、日々のマネジメントに取り入れてほしい。
(某大手製造メーカー、対象者:課長、1日研修) - ●メンタルヘルス、パワハラが叫ばれる中、管理職には基礎知識として部下のレジリエンスの高め方を理解してほしい。
(某大手製薬メーカー、対象者:部課長、半日研修) - ●日々ハードに業務をこなし、チーム内では意外と孤独な管理職自身にレジリエンスを身につけてほしい。
(某環境機器メーカー、対象者:課長、1日研修) - ●ポジティビティな組織風土を醸成するための1つの考え方として、レジリエンスを知ってもらい、共通言語化したい。
(某大手求人広告会社、対象者:部課長、2.5H講演会) - ●今後、異なる役割と業務が求められるようになるキャリアの節目に折れない心の強さを身につけてもらいたい。
(某大手銀行、対象者:新任課長、1日研修) - ●効果的な部下育成(指導)や部下との面談を行うための基本としてレジリエンスを体系的に学ばせたい。
(某大手製造メーカー、対象者:課長昇格者、半日研修) - ●営業パーソンのマストスキル”レジリエンス”をOJT指導するためのポイントを学んでほしい。
(某大手システム会社、対象者:営業課長、2日間研修) - ●新人・若手の早期離職を予防することを目的に、新人育成のKEYとなる管理職にレジリエンスの高め方を理解してもらいたい。
(某大手製造メーカー、対象者:課長、1日研修)
管理職向けレジリエンス・トレーニングとは
トレーニングのコンセプト
部下が自身で設定した目標に向かって自責意識で取り組んでいるとき、そこには外的な変化や、想定していなかった事態が発生し、それによって部下が大きなダメージを受けることがあります。こうしたとき「部下のダメージを抑え、創造的に飛躍させ、最後には成長へつなげる技術」を体系的に学習します。
30年以上にわたるレジリエンス研究の結果、この能力は「後天的に習得可能」であることがわかりました。
従来の心理学(マイナスから0へ)とポジティブ心理学(0からプラスへ)のエビデンス(科学的根拠)をベースとした部下のレジリエンスの高め方です。
トレーニングの全体像「3つのフェーズと7つの技術」
管理職向けレジリエンス・トレーニングは、部下の心のエネルギーがマイナスの状態の時にどう「底打ち」し、プラスの状態に向かって「回復」をどう早め、それを乗り越えた体験からどのような「教訓化」するか。といった3つのフェーズと7つの技術で構成されています。
フェーズⅠ.メンバーの感情に気づき寄り添う
- 技術① メンバーの感情に気づく
- 技術② メンバーの感情に寄り添う対話
フェーズⅡ.メンバーの強みを発見し活かす
- 技術③ メンバーの強みにフォーカスする
- 技術④ メンバーの自己効力感を高める
- 技術⑤ チームのポジティブ感情を高める
フェーズⅢ.メンバーの価値観を引き出し導く
- 技術⑥ メンバーの内発的動機を引き出す
- 技術⑦ チームの貢献欲求を高める
トレーニングのカリキュラム
講師からの一方的な講義ではなく、「ペア・グループワーク」「ロールプレイ」などインタラクティブな内容により、深い学習をご提供します!
【ねらい】部下のレジリエンス=折れない心の育て方を学び、マネジメント力を高める |
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●レジリエンスとは何か・その必要性とは | ●フェーズⅡ【回復】メンバーのストレングス=強みを発見し活かす |
・時代のキーワード…VUCA ・近年増え続ける職場ストレスの問題 ・部下に必要なレジリエンスとは何か ・レジリエンスと働き方(エンゲージメント) ・自己認識と自己統制を促進する ・レジリエンス・トレーニングのコンセプト |
・強みの大切さ ・強み(資質)一覧 ・強みの自覚を深める ・サポーターの重要性 ・メンバーの強みの共有と相乗効果 ・ストレングス活用の実践例 |
●フェーズⅠ【底打ち】メンバーの感情に気づき寄り添う | ●フェーズⅢ【教訓化】メンバーの価値観を引き出し導く |
・ポジティブ感情の拡張形成理論 ・メンバーの P : N 比は? ・SPARKモデル ・ネガティブ感情のラベリング ・アンガーマネジメント ・心の中の「思い込み犬」を見つける ・役に立たない「捉え方」は手放す ・SPARKで対話をしてみよう ・部下へのバイアスを切り替えるThree Good Things ・ポジティブ感情のボキャブラリーを増やす |
・仕事観と人間観 ・部下の価値観を探るジャーナリング ・マインドフルネスリスニング ・部下のビジョンを描くジャーナリング |
●気づきの共有と実践行動化 | |
・自己研鑽におすすめ書籍 ・部下のレジリエンス課題を整理する |
次のような課題やニーズを持つ人事・教育部門責任者、ご担当者様に
ぜひお越しいただきたい体験セミナーです
- ●リテンション施策の一環で導入(大手建設メーカーなど)
- 優秀な若手社員が突然折れて離職するのを予防したい
- ●メンタルヘルス対策の一環で導入(大手電力会社など)
- ポジティブ・メンタルヘルスで、若手・中堅社員を元気にしたい
- ●イノベーションを生む組織風土改革の一環で導入(大手電気メーカーなど)
- 困難に直面してチーム全体の士気が下がっても、一致団結して乗り越えようとする風土を醸成できる管理職を育てたい
- ●働き方改革の焦点「従業員エンゲージメント強化」の一環で導入
(大手製薬メーカーなど) - ワーカホリックな部下ではなく、エンゲージした部下を育成できる管理職を育てたい
体験会に参加された方の声
- ●優秀な若手の引き止め策や現場で大変なマネージャーの「勇気づけ」にも応用したい。(メーカー・人事)
- ●「捉え方のコントロール」に興味を持ち、大きく落ち込んでしまう前にこの手法を使れるととても有効だと思います。(サービス・人事)
- ●レジリエンスの概略を知ることができた(衣料メーカー・人材育成担当)
- ●大変わかりやすい講義で、実際のグループワークを体験することができ、よく理解できました。(サービス・管理職)
- ●追いつめられた状態でいかに、自分自身の分析ができ、周りに助けを求められるかというポイントを学びました。(サービス・人事)
- ●事前に関連書籍を読んで、ある程度理解していたつもりだったが、今日の短時間セミナーの方がより深く理解できた。(メーカー・人事)
- ●失敗の分類をして反省し次に活かすということ。(メーカー・人事)
- ●レジリエンスを培う上でのポイントを順序立てて理解できた点、ツールを使ったワークも良かったです。(医療・事務)
▼実際のアンケートより抜粋
↑レジリエンストレーニング体験セミナーの様子
本体験セミナーは、実践版レジリエンス研修の導入実績№1の窪田講師より
折れない部下の育て方の全体像とその7つの技術の一部を実際に体験できる貴重な機会です。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
(管理職向け)レジリエンス・トレーニング体験セミナーについて
時 間 |
カリキュラム |
---|---|
13:30 |
●レジリエンスとは何か・その必要性とは |
- レジリエンスとは何か | |
- 折れない部下の育て方の全体像「3つのフェーズと7つの技術」 | |
●折れない部下の育て方を実際に体験しながら学ぶ | |
- 折れない部下が育つ土壌づくり | |
-【底打ち】部下の感情に気づき寄り添う | |
-【 回復 】部下の強みを発見し活かす | |
-【教訓化】部下の価値観を引き出し導く | |
●質疑応答/アンケート | |
16:30 |
終了 |
- 認定レジリエンス・トレーニング講師(Executive Certificate)
- 窪田 晃和 氏(くぼた てるかず)
- (株)ザ・アカデミージャパン エグゼクティブトレーナー
- (社)日本プロフェッショナル人財開発支援協会 理事
- 1974年埼玉県生まれ、立教大学出身。子ども向け教育教材の営業でトップセールス、マネジャーを経験。その後、現場感覚に寄り添う研修講師・コンサルタントとして、15年に渡り、200社、20,000人を超える人材育成に関わる。現在は、株式会社ザ・アカデミージャパンのエグゼクティブ・トレーナーとして、官公庁、メーカー、IT、人材サービス、非営利法人など幅広い業界にお役立ちを提供。特に実践版レジリエンス研修では、日本一の導入実績・評価を誇る。専門領域はレジリエンス(折れない心)、エンゲージメント(活き活きワクワクした働き方)、それらを生み出すリーダーシップの発揮。また、著書「社内講師力トレーニング(生産性出版)」にて、学習する組織づくりに向けた研修内製化のノウハウも伝えている。目標は、熱い想いの人事担当者やプロ講師を巻き込み、日本発の、世界で通用する人材育成プログラムを開発を通じ、社会に貢献すること。
本体験セミナーは終了しました。