新人社員の特徴に適した育成法でじっくりかつ早期育成!
新人社員育成プログラム
近年の新人社員は「育たない人材」ではなく、「少し育つのが遅い人材」と考えることです。実際、習ったこと、指示されたことを懸命にやろうとする真面目さを持ち合わせているので、上手に教え、育てていけば、職場で急速に成長していきます。そのためには、過去の育成方法を見直し、新人社員の特徴を踏まえた育成の「準備」を整えることが極めて重要です。
対象者・実施内容
推奨受講人数 | 20名 ※最小催行人数:8名 |
推奨対象者 | 新人社員 |
研修時間 | 2日or3日コース(8時間/日)※ご要望に応じて、カスタマイズ可 |
実施形態 | 集合型、オンライン |
実施料金 | Webフォームまたはお電話にてコチラからお問い合わせください。 |
最近の新人社員の特徴と傾向
- ●他者視点が育っていない。
- ●深く考える習慣が育っていない。
- ●楽しくて、きれいに成果を上げたい。
- ●チャレンジする「心」が育っていない。
- ●年長者と話そうという意識が育っていない。
新人社員の育成法
①じっくりと、かつ早期育成する
最近の新人は「育たない人材」ではなく、「少し育つのが遅い人材」と考えることです。
実際、習ったこと、指示されたことを懸命にやろうとする真面目さを持ち合わせているので、上手に教え、育てていけば、職場で急速に成長していきます。今は過去の育成方法を見直し、育成の「準備」を整えることが極めて重要です。
②模倣から学ばせる
深く考える習慣が育っていないのに、「考えて、創造的な仕事をせよ」と指示しても、あまり良い結果は得られません。
ゆとり世代は、早くきれいに仕事をしたい、失敗したくないという特性があるので、最初は徹底的に「模倣」させるのが創造的な仕事の近道となります。その後で、少し複雑な仕事を与えるという手順を踏むと、深く考える習慣を徐々につけていくことが可能です。
③他者視点を教える
最近の新入社員は、自分の判断基準より優先される「職場のルール」が存在することをなかなか理解できません。
仕事を依頼する際には、具体的な行動を教えるのではなく、「なぜそのように行動するのか?」を教えるように心がけます。こうした訓練を継続して実施することで、徐々に他者視点を持てるようになります。
研修1日目に個人の目標やルール(P)を決定し、そのPに沿って取り組んでいただきます(D)。
1日目の反省会(CA)を通じて、Pを修正し、その修正したPに沿って取り組んでいただきます(D)。
前日のDよりも、2日目のDを少しでも改善・向上することで、日々成長することを体感いただきます。
この日々の成長の積み重ねが、月々、年々の成長であることを自覚することで、より良い企業人生活になることへの期待感が高まります!
※グループは日毎にシャッフルし、メンバーを入れ替えます。
※1日の終わりにグループ内でお互いの言動へのフィードバック(チェック表にて)を行い、次日のCAに活用します。
新人社員研修の全体像
新入社員の育成に求められる「研修」のコンテンツ
新人社員の特徴 | コンテンツ | 概 要 |
①他者視点が育っていない | コミュニケーションゲーム① コミュニケーションゲーム② 受講票同士のフィードバック しつけの徹底(運営) |
無言語コミュニケーションで、チームで作業を完遂することを通じ、相手がどう思っているかを体感する 言語コミュニケーションで、映像を伝達することの難しさを体感することを通じ、相手にどう伝わるかを知る 区切りごとに、チーム内で受講者同士の言動に対して、フィードバックすることで、自分の見られ方を知る 研修全体として、社会人らしからぬ(学生的)言動が見られた際は、その場で指摘し、修正させることを徹底する |
②深く考える習慣が育っていない | PDCAサイクル 単元ごとの気づきメモ 背景を押さえたレクチャー(運営) |
研修全体をPDCAで組み立て、チームで立てた計画に向けて取り組み、区切りごとに振り返る。このことを通じ、指示以上の成果を上げることの大切さを体感する。 各単元ごとに自問し、メモをする。 単なる解説ではなく、身近な事例で落とし込みながら、「こうしよう、なぜ、とはいっても、だからこそ」の四拍子のツーウェイ・レクチャーで自分事にしていく。 |
③楽しくて、きれいに成果を上げたい | 体系立てた意識改革 |
学生意識から社会人意識(仕事、会社、組織など)を体系立て学べるようマニュアル的なテキストとする。 |
④チャレンジする「心」が育っていない | チーム対抗得点競争(運営) 接客マナー個人テスト |
研修中の積極性に対し、得点を付与し、チーム対抗で競い合うことで、積極的な行動に慣れるようになる。 合格基準を高めた個人テストに向けて、チャレンジし、やりきることを体感させる。 |
⑤年長者と話そうという意識が育っていない | ジェネレーションギャップを考える 接客用語チームコンテスト |
上司や先輩の年代が育ってきた時代環境を確認し、自分たちと価値観の違いを知り、どのように接するべきかを認識する。 チームを組織と見立て、組織一丸となりコンテストに取り組むことで、組織を活用することの重要性を知る。 |
目的・ねらい
- ●現在の社会人意識のレベルをチェックし、問題意識を持つ。
- ●仕事の基本であるPDCAの理解を深め、研修と通じて体感し、日々成長することを体感する。
- ●組織におけるルールやすべきことを知る。
- ●相手がどう思うか、相手にどう伝わるかを体感し、他者視点を持つ重要性を知る。
- ●年長者との価値観の違いを知り、配属後どのように接するべきかを学ぶ。
- ●第一印象の重要性や接客マナーの必要性を知る。
- ●チーム対抗コンテストを通じ、チャレンジ精神とチーム活用の重要性を体感する。
到達目標
- ●体系立てた意識改革を基に学生意識から社会人意識に変える。
- ●いつでもどこでも社会人らしい言動が自ら取れるようになる。
- ●人生における仕事の位置づけと仕事そのものに対する正しい事実認識を持つ。
研修内容
日 | 時間 | コンテンツ |
1日目 | 9:00~12:00 | ・社会人意識診断① |
・オリエンテーション | ||
・チームづくり | ||
・PDCAサイクルとは | ||
13:00~17:00 | ・ケーススタディ①・仕事とは、報酬とは | |
・ケーススタディ②・組織とは、適職とは |
2日目 | 9:00~12:00 | ・初日の反省会、復習 |
・コミュニケーションゲーム | ||
・学生的言動を振り返る | ||
13:00~17:00 | ・ジェネレーションギャップを考える | |
・接客マナーの基本 | ||
・接客用語、接客対応を学ぶ |
3日目 | 9:00~12:00 | ・2日目の反省会、復習 |
・接客用語チームコンテスト | ||
・接客対応個人テスト | ||
13:00~17:00 | ・電話応対 | |
・電子メール | ||
・まとめ | ||
・社会人意識診断② | ||
・表彰式 |