
レジリエンストレーニング セミナー
ポジティブ心理学に裏付けされた科学的な手法”折れない心の鍛え方”
開催日 |
2017年11月8日(水) |
時 間 |
9:30~17:30(※開場 9:10~) |
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参加費 |
43,200円(税込) | 対 象 |
どなた様でも参加可 |
グローバルに展開されるレジリエンストレーニングとは…
ザ・アカデミージャパンが提供するレジリエンストレーニングは、欧州ポジティブ心理学の第一人者であり、レジリエンス研究でも世界的に有名なイローナ・ボニウェル博士が提唱する『SPARKレジリエンス』をベースに構成されています。
イローナ・ボニウェル博士の紹介
英・アングリアラスキン大学大学院 国際応用ポジティブ心理学修士課程 主任ディレクター
- ・欧州におけるポジティブ心理学の第一人者であり、SPARKレジリエンス・トレーニングの開発者。
- ・欧州初の「応用ポジティブ心理学修士課程(MAPP)」をイーストロンドン大学に創設、責任者となる。
- ・セリグマン教授の依頼で、ポジティブ心理学欧州ネットワーク(ENPP)を創立、第一回国際会議を主宰。
- ・国際ポジティブ心理学協会(IPPA)では副会長として、世界のポジティブ心理学の普及と発展に貢献。
- ・国連の依頼を受け、GNHで有名なブータン王国の政策を他の先進国への応用するプロジェクトを主導。
- ・ロレアル、Marsなどの企業や各国の大学などの高等教育機関へのコンサルティング・研修も行う。
- ・2014年4月NHK「クローズアップ現代」で取り上げられる。

レジリエンスが必要とされる3つの理由
- ①リーダーシップ能力
- まず今の日本は急速にグローバル化していることがあげられます。多くの企業では変化対応力が求められ、海外から日本を訪れて働く人が年々増えています。この先もグローバル化は一層進むことになり、それは変化にオープンになることを意味し、多様性に柔軟に対応し、国籍を超えて活躍する人材がますます必要とされてきます。意味ある変化を創り出す変革的なリーダーのニーズがより高まるでしょう。このグローバル化へ対応するためには、英語力やビジネススキルだけでは不十分です。失敗や試練に負けない逞しさ、レジリエンスが必要不可欠となります。
- ②キャリア自律力
- 2つ目に、どう働くべきか迷っている人が増えていることがあげられます。個人を取り巻く外部環境は過去に類を見ないほど激変しています。こうした複雑性、不確実性の高い状況では、長期のキャリア展望を描くことが極めて困難になります。だからこそ、自分の考えたように事柄を進めることができないような困難に出会った場合でも、合理的に物事を捉え、自分の仕事やキャリアを投げ出すことなく、逞しさを持って逆境を乗り越える。そして、つらく痛い体験から価値ある何かを学び、その度に成長する力「キャリアレジリエンス」が求められています。
- ③ストレス対処力
- 3つ目は、現代社会のこころの健康の問題があげられます。 ストレスや多忙で精神が疲労している人が増えています。とくにうつ病は社会問題となっており、職場でのうつ病は深刻です。うつ病にかかりやすいのは女性や若い世代が多いように思えますが、注意が必要なのは40代から50代のミドルです。体の変化とともに精神面でダメージを受けやすくなり、将来のキャリアに限界を感じてしまうと希望が失望に、やる気が無力感に変わってしまうからです。 長く健康でイキイキと働き続けるためにも、たくましさを身につけるレジリエンスが必要となります。
セミナーで習得できる逆境力を高めるための7つの技術
本セミナーでは、30年以上にわたるレジリエンス研究の結果、習得可能と実証された逆境力を高めるための下記の7つの技術を学び、習得していただきます。これら7つの技術を習得し、習慣化することで重圧が高く変化の早い状況でも創造的にしなやかに対応策を考え、合理的な思考を持って行動できる逆境に強いビジネスパーソンへと成長を促します。
レジリエンスでは3つのステージがあります。
まずは精神的な落ち込みから抜け出し、下降を底打ちさせる(図の①の部分)ステージです。
そのために必要な第1の技術が【ネガティブ感情の悪循環から脱出する】テクニックです。
失敗の怖れや不安などのネガティブ感情は、しつこく繰り返されることにより”行動回避”につながる悪循環を生み出します。そのサイクルを断ち切るための気晴らしの方法を習得します。そして、第2の技術が【役に立たない”思い込み”をてなずける】テクニックです。
深層心理に刷り込まれた思い込みを発見し、効果的に対処することでネガティブ感情が生まれる根本原因を解消する方法を習得します。
この第1と第2の技術を活用することで、失敗やトラブルといったピンチが原因として起こる精神的な落ち込みを底打ちすることができるようになります。これがレジリエンス・トレーニングのゴールではなく、あくまで第1ステージであり、折り返し地点にすぎません。
精神的な落ち込みに底打ちした次は、上方向に向けて這い上がる(図の②の範囲)ステージです。 「逆境をバネに飛躍する」とはよく言いますが、まさにこのプロセスを意味します。ただ、 そのためには這い上がるための”筋力”が必要となります。経験した人であればご存じだと思いますが、失敗やミスをして一度精神的に落ち込むと、そこから元の状態に戻るだけでも難しいものです。 それが困難に立ち向かう力であり、逆境を乗り越えて再起するために重要な心理的筋肉なのです。 この筋肉を「レジリエンス・マッスル」と呼び、逆境を乗り越えるために使う心理的なたくましさの源でもあり、ストレス度の高い体験から自分の大切なこころや自尊心を守る緩衝材としての役割も果たします。
このレジリエンス・マッスルを鍛えることが、レジリエンスを養う第3から第6の技術となります。
第3の技術では【「やればできる!」という自信を科学的に身につける】
第4の技術では【自分の「強み」を活かす】
第5の術術では【こころの支えとなる「サポーター」をつくる】
第6の技術では【「感謝」のポジティブ感情を高める】
テクニックをそれぞれ習得します。
そして最後は、精神的に痛みを感じるようなつらい体験から意味を学び、成長する(図の③の範囲)ステージです。 これが第7の技術【痛い体験から意味を学ぶ】テクニックとなります。
ぜひ「レジリエンス」という今注目の新しい概念に触れてみてください。
レジリエンス体験セミナーに参加された方の声
- ●捉え方を変えるよいきっかけとなりました。例えば、自分では敵だと思っていた人や部門が捉え方を変えることで味方にもなりうることが分かった。必ずしも自分の考えが正論ではない可能性があるので、このような研修でフラットな状態で意見交換をすることで気づくことが多い。
- ●今の自分に必要な気づきを与えてくれる研修だった。他人を変えるより、まずは自分を変えると決心しました。
- ●浮き沈みは自分だけが抱えているのではなく、皆同じであると分かり、安心した。サポーター(仲間)の存在が浮上の一番のキッカケになることが分かったので、仲間を大切にしたい。
- ●チャンレンジすることが多いと、それに伴い失敗も増えるが、回復の技術を学ぶことで、立ち直りが早ければ人よりも他者よりも多くのチャレンジができるというマインドセットができた。
- ●自分の強みを発見することで、会社へ貢献することは自己犠牲することではなく、自分の強みで価値を提供することだということに気づかされた。
- ●困難な状況、逆境をどう乗り越え、未来につなげていくのか体系立てて学ぶことができた。
- ●同世代、同じ職種のメンバーの逆境体験談に勇気づけられた。それぞれ異なった復活ストーリーを聞くだけで自己効力感が高まった。
- ●ドラゴンボールの孫悟空のように自己成長に向けて今後の逆境を楽しめそうな気がする。今までの研修で一番よかった。
- ●弱い自分、ネガティブな自分にも意味があることに気づけた。落ち込んだ時、無理にポジティブシンキングで切り替えようとしていたが、 弱い自分も受け入れようと思った。
- ●落ち込んだ時、失敗した時に感覚的に実践したいたことが形式知化することができた。
受講を特におすすめの方
下記のレジリエンス度・簡易チェックで☑が7つ以下の方には特にお勧めです!
- □ 私は、一生懸命がんばれば、困難な問題でもいつも解決することができる
- □ 私は、誰かが私に反対しても、自分が欲しいものを手にするための手段や道を探すことができる
- □ 目的を見失わず、ゴールを達成することは私にとって難しいことではない
- □ 予期せぬ出来事に遭遇しても、私は効率よく対処できる自信がある
- □ 私はいろいろな才能に長けているので、思いがけない場面に出くわしたとしても、どうやってきりぬけばよいのかわかる
- □ 必要な努力さえ惜しまなければ、私はだいたいの問題を解決することができる
- □ 自分の物事に対処する能力を信じているので、困難なことに立ち向かっても取り乱したりしない
- □ 問題に直面しても、いつもいくつかの解決策を見つけることができる
- □ 苦境に陥っても、いつも解決策を考えつく
- □ どんなんことが起ころうとも、私はいつもその事に対処することができる
オススメ公開セミナー
- レジリエンストレーニング
- 2020年1月21日(火) 9:30-17:30
- 50代・シニア社員向け「7values」
- 2020年1月31日(金)10:00-17:00
- 社内講師力トレーニング
- 2020年2月27日(木) 9:30-17:00