開催日 |
2018年 |
時 間 |
14:00~17:00(※開場 13:30~) |
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参加費 |
無 料 | 対 象 |
人事、研修のご担当者様 |
本体験セミナーは終了しました。
高まる研修内製化への動き
「これから研修を内製化にシフトしていきたいと考えています」「今年度より研修を内製化するようにと役員より指示がありました」。そのような言葉を、人事・研修部門のご担当者からここ最近よく聞くようになってきました。
今まで外部のプロ講師に依頼していた研修を、社内講師が担当していくことが研修内製化。そこを一歩進め、企業内で○○ユニバーシティ・○○アカデミーといった組織化を行うことを企業内大学制度と表現しますが、それらの動きの活性化が今、注目されています。
2008年のリーマンショック以降、大手企業を中心に戦略人事を掲げ、研修の内製化へ真剣に取り組む企業が増え、今では、企業内大学制度や社内講師認定制度を作り、現場の優秀な営業パーソンや技術者を、社内講師として巻き込みながら研修の内製化に成功している企業も出てきています。
研修内製化を成功へ導くためのポイントはいくつもありますが、成功の要因の一つに「質の高い研修の提供」があります。そのために講師力は必要不可欠です。
本体験会では、ワンランク上の社内講師へステップアップするためのノウハウを共有します。
研修内製化の成功の要因の1つ”社内講師力”とは
そもそも研修の目的とは何でしょうか?
それは、研修内容を受講者へ分かりやすく教えることではなく、その結果として受講者の行動が変わることです。その目的を果たすために、社内講師に求められる要素(能力)を整理したのが次の体系図です。
受講者の行動が変わる本質とは、受講者の「心」を動かすことにあり、社内講師の根幹には、肩書や権限によるタテの関係ではなく、共感で引き出すヨコの関係によるリーダーシップ(対人影響力)が必要不可欠です。そして、半日や1日、2日間という限られた時間の中で、リーダーシップを確実に発揮するための能力、つまり社内講師として役割を果たすために必要な能力が「シナリオ」「ファシリテーション」「レクチャー」「フィードバック」「リフレクション」の5つのスキルです。
- ●シナリオスキル
- 研修の目的に向かって、内容(ストーリー)を構成する力
- ●ファシリテーションスキル
- 受講者が相互に学び合う場をデザインする力
- ●レクチャースキル
- 受講者へ的確に、分かりやすく伝える力
- ●フィードバックスキル
- 問いかけやコメントなど、受講者の気づきを促進する力
- ●リフレクションスキル
- 自身の心構えや言動を振り返り、自分を客観視する力
受講者の「心」を動かすことが、行動変容につながるわけですから、講師はつねに受講者の心理を意識しなければなりません。残念ながら研修に前向きに参加する人は少ないため、まずは、受講者の警戒心を解き、参画意欲を高める「GRIP~立ちあがりで心をつかむ~」というプロセスが必要になります。
その後、受講者へ研修内容を落とし込むためには、一方的に説明するのではなく、受講者の興味や集中を維持しながら、進めていく必要があります。それが「LEAD~心に寄り添い導く~」というプロセスです。
研修を分かりやすく教えることが目的であれば、この2つのプロセスで終わりになりますが、研修の目的は受講者の行動が変わることですから、最後は研修内容を踏まえて、現場実践につなげていく「ACT~現場の行動化を支援する~」というプロセスが必要となります。
さらに、社内講師として研修を繰り返し実施していくには、毎回の研修から学び・修正し、レベルアップしていくことが求められます。これが「SEE~修正し、研修の質を高める~」というプロセスです。
最後に、プロは準備で勝負するという言葉があるように、講師としての役割を果たすために準備の徹底が必要となります。これが「SET~真摯に徹底的に準備する~」というプロセスです。
社内講師は、主に研修中のGRIP・LEAD・ACTのプロセスで、ファシリテーション・レクチャー・フィードバックスキルを活用し、研修前後のSET・SEEのプロセスで、シナリオ・リフレクションスキルを活用していきます。
本体験会では、社内講師力を構成する5つのスキルのうちの1つ「ファシリテーションスキル」のノウハウを共有します。
体験会の概要 ー レクチャースキル編 ー
社内研修は、例えば、「人事担当者による新入社員研修」、「社内で必要となってくるスキルの共有」また、 「社内における課題の解決」や「社内教育安全担当者による安全教育」など、色んなテーマで実施されています。 さらに、様々な理由から、今まで外部講師を採用していた研修を内製化に切り替えることも少なくありません。
社内講師は自身の担当部署のエキスパートではありますが、講師力という点では必ずしも十分かというとそうではなく、 「仕事上、パワポを使って人前でよく喋ってるし、社内講師ぐらい大丈夫、できるよ。」と少し喋りに自信のある人が 社内講師として登壇すると、次の4つの症候群に陥りがちです。
- ①詰め込みプレゼン症候群
- 何を伝え、何を伝えないかの方針がなく、あれもこれもと詰め込みすぎる。
- ②ビジネスプレゼン症候群
- お客様向けの提案につかえるような詳細な資料を用意してしまって、研修にならない。
- ③しゃべり倒し症候群
- 受講者からの反応が怖くて、自分一人でしゃべってしまう。
- ④謙遜し過ぎ症候群
- 「私などが講師をさせてもらうなんておこがましい」などといった発言を繰り返してしまう。
本体験会では、社内講師力の全体像を共有したのち、レクチャースキルに焦点をあて、受講者へロジカルに分かりやすく伝える力を高めるノウハウ「忘れないストーリー記憶術」「Q-PREP話法」などを共有します。
ぜひ今後の研修内製化、社内講師の育成にお役立てください!
カリキュラム
時 間 |
カリキュラム |
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14:00 |
●社内講師に求められる5つのスキルとは |
-なぜ社内講師力が重要か | |
-社内講師に求められる役割とは | |
-社内講師に必要な5つのスキルとは | |
●レクチャースキルとは | |
-受講者の行動を変えるレクチャーと | |
-レクチャースキルを高める3つの原則 | |
-レクチャースキルを高める10のテクニック | |
●研修内製化の事例共有 | |
-大手企業の内製化事例 | |
-よくあるご要望 | |
-質疑応答 | |
17:00 |
終 了 |
講師のご紹介
- 窪田 晃和 氏(くぼた てるかず)
- ザ・アカデミージャパン エグゼクティブトレーナー
- 一般社団法人 日本プロフェッショナル人財開発支援協会 理事
- 1974年埼玉県生まれ、立教大学出身。子ども向け教育教材の営業でトップセールス、マネジャーを経験。その後、現場感覚に寄り添う研修講師・コンサルタントとして、15年に渡り、200社、20,000人を超える人材育成に関わる。現在は、株式会社ザ・アカデミージャパンのエグゼクティブ・トレーナーとして、官公庁、メーカー、IT、人材サービス、非営利法人など幅広い業界にお役立ちを提供。特に実践版レジリエンス研修では、日本一の導入実績・評価を誇る。専門領域はレジリエンス(折れない心)、エンゲージメント(活き活きワクワクした働き方)、それらを生み出すリーダーシップの発揮。また、著書「社内講師力トレーニング(生産性出版)」にて、学習する組織づくりに向けた研修内製化のノウハウも伝えている。目標は、熱い想いの人事担当者やプロ講師を巻き込み、日本発の、世界で通用する人材育成プログラムを開発を通じ、社会に貢献すること。
開催概要
開催日 |
2018年 |
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時 間 |
14:00~17:00(※開場 13:30~) |
定 員 |
限定30名様(1社1名様まで)※定員に達した時点で受付を終了いたします。 |
参加費 |
無 料 |
対 象 |
人事、研修のご担当者様 ※個人または同業者(教育研修事業者)の方のお申込はご遠慮いただいております。 |
申込期間 |
開催日の前日まで |
会 場 |
パナソニックエコソリューションズ総研株式会社 東京研修所 |
住 所 |
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル26F ⇒ 地 図 |
アクセス |
■JR、京王、小田急線「新宿駅」西口より徒歩6分 |
主 催 |
株式会社ザ・アカデミージャパン |
注意事項 |
・法人に属する経営者、人事・教育のご担当者のみお申込みいただけます。 ・個人または同業者の方のお申込はご遠慮いただいております。 ・定員に達した時点で受付を終了致します。 |
本体験セミナーは終了しました。